今は気軽に遺伝子検査を受けられるんですね
ずっと気になっていた「ダイエット遺伝子検査」を受けてみました。
今回検査をしてみたのは、株式会社ハーセリーズ・インターナショナルさんのダイエット遺伝子検査キットDNA SLIMです。
遺伝子検査とは、DNAの情報を読み取り、病気や体質などの遺伝子的傾向を知る検査です。
一度検査をすれば、再検査の必要はないと考えられています。
遺伝子検査には体質検査(ダイエットやスキンケア)・発症リスク検査(病気のリスク)・祖先遺伝子検査があります。
ダイエット遺伝子検査キット【DNA SLIM】
5種類の肥満遺伝子を分析し、243パターンの遺伝子タイプに合わせた最適なダイエットプランを提案してくれるというハーセリーズ社。DNA解析は、関連会社イービーエス社(日本)が行っています。
医療機関へも検査キットの提供実績があり。
論文の実績もあるようなのでこちらの検査キットを選びました。
費用は、7,425円(税込)
検査申込〜結果が届くまでの大まかな流れ
1.検査キットの申込み
ハーセリーズオンライン、またはAmazonや楽天などのネットから検査キットを申込みます。
※ハーセリーズオンラインでの注文分のレポートはWebレポートになります。
紙のレポートが必要な方は、紙レポート郵送オプションを購入します。
Amazonで購入しましたが、こちらは紙レポートで郵送の商品でした。
2.検査キットが届く
内容物を確認し、説明書に従い検体を採取します。
3.検体を送付
採取した検体を返信用封筒に入れ、2日以内にポストへ投函する。
4.検査後、結果が届く
分析センター到着後、約15営業日で結果レポートとアドバイスが届きます。
簡単な手間で自分の遺伝子結果が分かります。
では、検査キットが届いてから結果レポートが届くまでを紹介していきます。
検査キットが届く
検査キットが届いたら、内容物の確認をしましょう。
イラスト入りで分かりやすく説明されています。
1.遺伝子検査同意書とチェックリストに必要事項を記入
提出書類は2つ
・遺伝子検査同意書
・チェックリスト
※20歳未満の方は親権者の署名、13〜19歳の方を対象とする場合は親権者の同意と本人の意思確認が必要になります。12歳以下の方の検査は受付していません。
2.検体を採取
検体採取の際に、気をつけるべきポイントがあるので注意事項をよく確認しましょう。
飲食後30分以上経過した後、水で2〜3回すすぎうがいをし、口の中を清潔にしてください。
↓
付属の綿棒のキャップを開け取り出す際に、綿棒に触れないよう注意ください。
↓
ほほの内側を左右合わせて1分程度こすって粘膜を綿棒に付着さてください。
↓
口腔粘膜採取後、15分程度乾かした後、綿棒が他のものに当たらないように元のケースに戻して、お名前シールに名前を記入し、ケースに貼ってください。
↓
採取した検体(綿棒)を付属のエアーパッキンに入れてください。
3.検体を送付する
・遺伝子検査同意書
・チェックリスト
・採取した検体(綿棒)
上記を返信用封筒に入れて、2日以内にポストへ投函します。
分析センター到着後、約15営業日で結果レポートとアドバイスが届きます。
検査結果レポートが届く
約2週間でレポートが届きました。
分析レポートは、全部で7部
・分析結果とアドバイス
・食事のアドバイス
・運動のアドバイス
・ダイエットプラン
・各遺伝子の説明と分析結果
・参考文献一覧
・食行動判定結果
そして、いよいよ気になる結果は?!
分析結果とアドバイス
「皮下脂肪型肥満」体質!!
やっぱり?!そんな気はしてた…
変異した皮下脂肪型遺伝子を両方の親から、変異した痩せ型の遺伝子を片方の親から受継いだあなたは、1日の基礎代謝量は標準タイプよりも約45kcal低く太りやすい体質です。
痩せ型の遺伝子が変異しているため基礎代謝は亢進されます。(40kcal/日)
また皮下脂肪型の遺伝子も変異していることで、脂質の代謝が低い体質であると言えます。(-85kcal/日)
また筋肉が付きにくい体質なので、いったん太ると痩せにくいタイプでもあります。
自分の両親を見てみると、父は恐らく痩せ型の遺伝子があったであろうと思う。
一方、母は皮下脂肪型に納得。
それにしても、どちらとも変異した遺伝子を受継いだ私は…
食事のアドバイス
本能的に高カロリー食や過食しやすい傾向にあります。
これも納得。
日々の食事のアドバイスやおすすめ栄養素が書いてあります。
食事に関しては、以前のダイエット記事 食事編 の通りだなと言うことで、食生活はこのまま継続します。
運動のアドバイス
運動のアドバイスレポートからは、皮下脂肪型の私には、筋トレがオススメだそうで
1年半前からダイエットを開始して筋トレと有酸素運動が面白くなってきたところ。継続して習慣になってきました。
ほぼ毎朝、朝食前にエアロバイク40分以上やっています。私の場合は約200kcal消費していることになりますね。
筋トレもちょこちょこやってます。
ダイエットプラン
ダイエットプランを見てみると、
目標は1.7kgの減量!
これを1ヶ月で達成させるためには、一日に減らすべきエネルギー量は278kcal!
運動で100kcal
食事で178kcal
と言うプランを提案してくれました。
各遺伝子の説明と分析結果
遺伝子の説明です。
下半身に脂肪がつきやすい、たんぱく質の吸収が悪く、加齢によって筋肉が衰えやすくなります。そのため筋肉が衰えると基礎代謝が低下し、このタイミングで太ると食事制限だけでは痩せにくいタイプ。
食行動判定結果
食行動に関しての結果は、至って標準でした。
まとめ
遺伝子検査は、面倒もなくとても簡単に受けられました。
再検査の必要がないと考えられているので、一度受ければ良い検査です。
検査から結果まで20日間程度かかり、費用は約7,000円。
分析結果レポートは、体質からの食事と運動のアドバイスがついてきます。
体質は、先天的な遺伝による要素が30%、生活習慣などの要素が70%と言われています。
今回受けたダイエット遺伝子検査は、この30%の部分の結果です。
残りの70%は自分の意思で変えられるのですね。
今回の遺伝子検査で自分を知れたので、これからは今以上に効率よくダイエットに励むことができます。
この記事が興味のある方の参考になれば嬉しいです。
感想
初めて遺伝子検査を受けてみて、驚きもあり納得もあり、自分を客観的にみることができた良い機会でした。
体質の30%の部分の結果は、「太りやすい体質」と言う結果でしたが、残りの70%は自分で変えられる部分です。良くも悪くも自分次第なのですね。
私は子供の頃から運動が好きでした。
物心ついた時には、自分は運動が得意だと感じていました。
中学部活からバレーボールを始め鬼のようなトレーニング。高校でも続け、その後も社会人バレーとママさんバレーと日常的に運動はしてきました。テニスにも汗を流しました。おかげさまで、昔からスポーツジムやショップで体組織計で計測すると筋肉量が多いと判定されます。
私の場合、今までの運動習慣で調節できていたと言うわけですね。
ダイエット経験のある私には、筋肉の大切さを痛感します。
太って体が重い時は、何をするにも一苦労。
脂肪が落ち筋肉がついているのを実感すると、体も気持ちも楽になりました。
ダイエット中の方も、これから始めようと思っている方も、自分の体質を知ることで効率の良いダイエットをしてみてはいかがでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。