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【体験記】新型コロナに感染〜自宅療養10日間/2022.7月

暮らし
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新型コロナ(COVID-19)、日本での最初の感染者が確認されたのは2020年1月でした。
その後、世界保健機関(WHO)は3月に「パンデミック」を宣言、国内では3月から4月にかけて感染者が急増し、コロナ禍2年半が経過しました。

2022年7月現在、感染力の強い変異株「オミクロン株」が主流となってきており、第7波到来か!?と騒がれてきた最中、私はとうとう新型コロナウイルスに感染!
幸い軽症で済みましたが、発症から療養10日間の体験を残すことにしました。

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はじめに

2022年7月までに、新型コロナワクチンを3回接種済。

新型コロナの感染による症状は人それぞれですので、あくまでも「私の場合」であること。また、お住まいの医療機関や保健所の対応につきましても違いがあるかもしれませんのでご承知おきください。

発症

先週までは猛暑日が続いていましたが、今週は梅雨の戻りかと思うほど気温は30度にも達しず、過ごしやすい週となっていました。
最高気温26度・最低気温22度

2022年7月13日(水)

仕事から帰宅すると倦怠感がありました。
「週の半ばの疲れかな」という思いと、
日曜日に娘と都内に出かけていたこともあり
「もしかしてコロナ感染したかな」という疑いもありました。

検温してみると、37.2度
喉の痛みもありました。
数年に1度程度しか発熱したことのない健康体の私は、この数値でコロナ感染の疑いに変わりました。

すぐにマスク着用し、発熱外来を調べながら主人と娘の帰りを待ちました。

どこに行けば検査を受けられるのか?
ドラッグストアで検査キット買って調べてみる?

まずこの二択が頭をよぎりましたが、結局は医療機関を受診しなければならないのでドラッグストアに走ることは諦めました。

明日の仕事は休まなければならいので、仕事仲間と上司にメールで連絡を入れておきました。

主人が帰宅し、主人もマスク着用。
元々、主人とは食事も寝室も別での生活なので二次感染の心配はそれほどありませんでした。

娘も帰宅、娘とは寝室が一緒なので今夜からは別室で就寝としました。

夜中数回目が覚め、その都度検温。
1時に検温した際は、38.9度まで上がりました。

検温メモ

抗原検査

2022年7月14日(木)朝の検温 37.1度

私が診察券を持っている内科の医療機関は2つ。
そのうちの最寄りのクリニックに問い合わせをしました。
すると、
「診察券と保険証を持参になって当院の駐車場に着きましたら再度お電話ください」とのこと。
支度が出来次第、出かけました。

クリニックに到着し、車の中から電話をしてみると、
「看護師が診察券と保険証をお預かりに向かいますので、そのままお待ちください」との指示。
程なくして完全防備の看護師さんが車の方へ来てくれました。

診察券と保険証を渡し、問診。
抗原検査を希望すると、検体を採取する細い棒で鼻の粘膜をグリグリと擦り付けそのまま5秒ほど待ち検体採取となりました。
結果が出るまで大体15分程度かかり、結果報告は院長から携帯に報告が来るというシステムです。

20分ほど経った頃、携帯が鳴りました。
「院長の〇〇です。〇〇さん、コロナ陽性でした」と。

とうとう確定しちゃった

自宅療養10日間になりますので、7月24日まで。
ご家族はおそらく濃厚接触者となるでしょう。

喉の痛みと少し痰が絡む症状を伝えたので、薬を処方してもらいました。

「この後、こちらから保健所の方に報告し、保健所から〇〇さんに連絡が行くのですが、ここのところ患者さんが多いので明日か明後日になってしまうかもしれません」
「保健所にコロナワクチンの接種日も報告するので、午後に看護師から〇〇さんにお電話しますので接種日を分かるようにしておいてください」

そのようなことを伝えられ、全て車の中で完了でした。

帰宅してから、主人と職場へ報告。
娘は私の発熱の発覚とともに、本日は学校を欠席していました。

処方された薬

この日から主人は仕事の後はしばらく実家で過ごす事にしてもらいました。

自宅療養の準備

こうして10日間の自宅療養が始まることになりました。
さて、突然開始の自宅療養。買い物にはもう行けませんが、数日分の食料と日用品はストックしてあるので、足りなくなったらネットを利用すれば乗り切れそうです。

そして、二次感染をなんとしても避けたい!
対策は以下を徹底しました。

二次感染対策

マスク着用
トイレは別
こまめな手洗い
手洗い後はハンドペーパー使用
歯磨きうがい時は紙コップで使い捨て
部屋の換気
入浴は最後
手指が触れる場所の消毒

自宅療養2日目 保健所からの連絡

2022年7月15日(金)朝の検温 36.6度(カロナール服用)

昨夜は38.2度まで再度上がったことと、喉の痛みが酷くなってきたのでカロナール500mg錠を服用しました。夜中も何度も目が覚め、喉が痛いので水分補給もこまめにしました。
熱を出すと、皮膚が敏感になる感じがあります。

午前中に保健所から電話が入りました。
状況の確認と行動履歴、今後の予定についてお話ししました。

発熱が7月13日であることから、療養期間は7月23日までの10日間との指導でした。
そして、自宅療養と宿泊施設療養はどちらにしますか?と聞かれましたが、私は自宅療養を選びました。

主人は実家で過ごしてもらうことにしたし、娘を一人にするわけもいかないしね

濃厚接触者については、同居の娘だけになりました。
主人が濃厚接触者から外れたのは、普段から食事・寝室は別での生活であったことと、一人暮らしの母の介護のため週の半分は実家暮らしで半単身赴任であったことが理由です。

主人が病院勤務なので、普段から対策をしていました

今後も保健所から健康観察の電話が入るので、毎日記録をしてくださいとのお話でした。

健康観察のアプリも紹介されましたが、インストールなどの手間が面倒で自分でメモを取ることにしました

それにしても、喉が痛い
唾を飲み込むのも辛いほどです。
痰が絡むので咳がたまに出るようになりました。

自宅療養3日目

2022年7月16日(土)朝の検温 36.6度

昨夜は2回ほど目が覚め、喉を潤すためちびちび水分補給。まだ喉が痛い。

発症してから4日目になりますが、娘の方はまだ兆候が見られません。
感染したのが日曜の都内だとすると、娘も発症するのでは?と予想していました。

午前中に保健所から観察経過の電話があり、
症状経過の報告をしました。

喉が痛いので家にある飴を舐めて過ごしましたが、本来飴が得意ではないので実母にトローチを買って置き配してもらうよう頼みました。

自宅療養4日目

2022年7月17日(日)朝の検温 36.3度

朝まで目が覚めることなく眠れました。
身体もずいぶん楽です。
健康って幸せだとつくづく感じた朝でした。

喉の痛みが和らぎましたが、痰と咳の症状はまだあります。

今日は午後に保健所から電話がありました。
症状は落ちついてきた旨を伝えると、次回の健康観察の電話は1日おいて19日になりました。

自宅療養5日目

2022年7月18日(月) 今朝の検温 36.1度

世の中は三連休の真っ最中。
テレビでは感染者増のニュース。

やっと普段の平熱に戻りましたが、少しの痰と鼻声でまだ完全回復には至っていません。
たまに咳払いをします。

娘も未だ発症せず。

自宅療養6日目

2022年7月19日(火)今朝の検温36.4度

本日の症状も痰と咳払い
喉と鼻の間に痰がゴロゴロしているのが気持ち悪い。

午後に保健所から健康観察の電話あり、症状を伝えると次回の連絡も1日空けて21日になりました。

勤務先から療養最終予定日までに抗原検査キットを自宅に送付するので、陰性を確認してから出勤してくださいとの連絡がありました。

自宅療養7日目

2022年7月20日(水)今朝の検温36.3度

まだ喉のゴロゴロが気になり、多少の鼻声状態。
発症から1週間、随分と楽になりました。

今日はNetflix配信の「ULTRAMAN」シーズン2を一気に鑑賞。
ファイナルシーズンも配信決定したということで、待ち遠しい作品です。

自宅療養8日目

2022年7月21日(木)今朝の検温36.3度

まだ喉の奥に痰が潜んでいる感じ、鼻声です。

勤務先から抗原検査キットが届きました。
療養明けの24日に検査して、陰性が確認できれば仕事復帰となります。

自宅療養9日目

2022年7月22日(金)今朝の検温36.5度

なかなか痰はしつこい。まだ奥に潜んでます。

自宅療養10日目

2022年7月23日(土)今朝の検温36.3度

相変わらず、痰が残っていますが元気です。

今日は午前中に保健所から健康観察の電話がありました。
痰の症状はあるものの、熱もなく他の症状はないので今日で療養最後になりますと。
コロナ感染者も過去最高になるべく、保健所勤務の皆さんも毎日忙しいことと察します。

本日も濃厚接触者の娘は発症の様子は見られませんでした。

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まとめ

今回罹患した新型コロナウイルスの症状は発熱と喉の痛み。高熱は出たものの咳の症状は殆どありませんでした。
喉の痛みが和らいだ頃に痰が絡み、その痰を排出させたいがための咳は出ました。

コロナワクチンの接種を3回済ませていたからなのか、比較的軽症ですみました。
また、二次感染対策にも気を遣い同居の娘も発症することなく10日間を過ごせました。

感染者が増えています。いつ発症するか分からないので、自宅療養対策として日頃から食料品や日用品のストックをしておくことをお勧めします。

何よりも感染を防ぐために、日頃から手洗いやうがい、消毒は引き続き行い、健康な毎日を過ごしていきたいとつくづく感じた出来事でした。

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